平成20年度科学展・社会科作品展本年度の特徴

小学校理科

○出品点数
  • 1年41、2年26、3年59、4年80、5年66、6年67 合計339
○特徴等
  • 低学年では、植物を観察したり生き物を調べたりするものが多かった。愛着をもち、観察手順がしっかりしたものが多かった。
  • 中学年では、長い間観察したり、記録したりしたものが多く、根気強く取り組んだ努力の成果がみられた。また、前年に続けて研究をしている児童も何人かみられた。
  • 高学年では、いろいろな分野から出展され、インターネットを活用した作品も目立った。また、地球温暖化など地球環境に関するもの研究や生き物、身近なものなど幅広い視点が感じられた。
  • 実験途中の疑問や気付きをもとに発展させた興味深い作品もあった。

小学校社会

○出品点数
  • 1年12、2年27、3年51、4年68、5年53、6年71 合計282
○特徴等
  • 低学年では、「町たんけん」に取り組んだ作品が多かった。どの作品も写真やイラストを使って見た目も楽しい作品に仕上げられている。また、警察官やクリーニング屋さんなど、仕事調べに取り組んだ作品もあった。
  • 3年生では、1学期の社会科の授業で学んだことを踏まえて自分の住む町や市の様子について調べた作品が多かった。また、伝統産業・地場産業、ゴミや水といった自分の生活に関わる問題について調べた作品もあった。
  • 4年生では、自分の興味・関心のある事柄について、資料だけに頼ることなく自分から体験・経験してきたことをまとめた作品が多かった。
  • 6年生では、自分の足で現地に赴き、そこでインタビューやアンケートをする中で、自分の感じた事柄がベースになった深みのある作品が見られた。

中学校理科

○出品点数
  • 自由研究作品90、課題研究作品155 合計245
○特徴等
  • 似かよったテーマの作品が多い中、独自の視点でテーマを決め実験を繰り返し行いまとめた作品もみられた。
  • 複数年にわたって調査や研究を行っている作品も多くみられた。そのような作品は年々内容の質が向上してきている。
  • 課題研究では定番の植物・動物のスケッチにとどまらず、結晶や天気図、環境など力作が多くみられた。
  • 科学工作は例年少ないが、本年度は種類も増え、また、力作もみられた。

中学校社会

○出品点数
  • 1年68、 2年56 3年25 合計149
○特徴等
  • 地元に関するテーマや最近の問題をテーマにした作品がたくさんあった。
  • 見た目に楽しく、わかりやすいまとめがしてあり、評価できる作品が多かった。
  • 歴史に関する文化財や街道、昔の町の様子などを題材とした作品や身近なテーマを取り上げているものも多く、昔の生活にせまる作品も見られた。
  • 現地に行って足を運び、丁寧に取材した質の高い作品も見られた。